株式会社 長谷川工作所
道内全域の線路の整備機器のメンテナンスを一手に引き受け、専用機械の輸入も行う縁の下の力持ち。鉄道のある所、すべてに長谷川工作所の仕事があります。
北海道の線路を守る
「弊社は鉄道の線路を保守する機械の点検整備と製作、輸入などもやっている会社です。特殊といえば特殊ですね。そういう会社はあまりないんです。何をやっているのかよくわからない会社といわれることもあります。」
そう言って笑うのは代表取締役の長谷川さん。親切に社内を見せて頂きました。

こういう仕事をしているのは、北海道ではうちだけなので、全道各地、線路のあるところへはどこへでも行きます。勿論、新幹線の線路の保守に関してもうちの機械が関わることになります。
どちらかというと、規格のものというよりも、お客様の要望を聞いて、その条件を満足できるものを作ったり、納めたりしています。線路の保守に関しては、扱うものが重量物なので今はほとんど人力ではできません。だから、こういった機械が必要になってくるんですね。それに列車の運行を妨げずに作業しなければならないので、線路での作業は時間をはじめ、制約がとても厳しいんです。そんなときに、保守の機械がトラブってしまうと、列車を止めることになりますから、機械や作業の精度も要求されます。
冬場は除雪の機械もやっているので、メーカーから運んできて、組み立てて納品し、その後のメンテナンスも引き受けています。新幹線用の除雪の機械も長谷川工作所で納めました。

さまざまなニーズに応える職人の技
現場では常に時間の制約の中で、スピードが優先されるため日頃から何かが起こったときに備えて、自社で対応できるようなシステムにしています。
それぞれの現場のニーズに合わせて迅速に対応しなければならないので、うちの従業員は一通り何でもやってもらわないといけないです。ただ、機械の種類もたくさんありますから、それぞれの機械のエキスパートはいます。うちの従業員はどちらかというと職人気質の人が多いと思いますね。

–どのような採用を行なっていますか?
昔から地元の工業高校などから新卒者を採用してきた実績があるので、今は学校にもうちの会社を理解してもらっていて、学校から薦められる人を採用することが多いです。ただ、年々、機械も高度なものになってきているので、昔のように見て学ぶという訳にはいかなくなっています。だから、少しでも機械に興味があって、そういう機械を覚えようという気持ちがないと続かないかもしれませんね。最初は工具の名前もわからない状態からスタートする人もいますから、3年たってやっと何とかなるかなという感じで、そこでこの仕事がおもしろいと思ってくれる人は伸びていきますね。もちろんUターンの人も大歓迎です。

入社したての新人さんも「覚える事がたくさんです」と充実の表情でした
北海道の鉄道を支える「レールの下の力持ち」
うちの従業員はこの仕事の重要性を理解していますよ。
現場での作業は勿論、現場に行くのだって距離が長いですし、冬場は車での移動ですから事故の危険性もあります。そんな中で彼らは本当によくやってくれています。この仕事自体、あまり世間に知られてはいないんですが、まさにレールの下のことなので、本当に縁の下の力持ちだと思います。
この仕事がちゃんとできているから列車が走れるんですよ。そういう意識があれば、間違いなくやりがいのある仕事です。
私たちと一緒に、心地よい使命感をもって働きませんか?



